先日、上棟いただいたお客様。
工事は順調に進んでおり、ちょくちょく現場も覗かせて頂いております。
家の出来上がっていく様を拝見するのは大好きなのですが
いつも見逃してしまうのがベランダの防水工事。
今回は大工さんにベランダの防水はいつですか?と聞いて
その日に訪問しました。
FRP防水とは
液状の軟質不飽和ポリエステル樹脂にガラスマットや不織布などの補強材を組み込み
下地に塗布・硬化させることで積層強化された被覆防水層を形成するものです。
他の塗膜防水材と同様に、現場で塗布することにより常温で反応硬化して一体となった防水層を形成します。
FRP防水は従来の防水材にない強度、耐久性を有していることから多くの分野で使用されています。
こちら出来上がったベランダの床の部分です。
上部にはこれから外壁が施されます。
これがどのように造られるか
元は手でもちぎれるようなガラス繊維です。
それを職人さんが丁寧に敷き、樹脂を塗って固めていきます。
これを2度(2層 )くり返し、最後にトップコートを塗って完成!
夏場は1~2時間もすれば硬化して歩けるようです。
出来上がってしまえば、その過程は分かりませんが
作業を見せて頂くことで またひとつ勉強になりました。
職人さん!忙しいなか質問責めにして申し訳ございませんでした。
ありがとうございました。