本日、物件の買取り会社様より※買付証明書を頂きました。
こちらの物件、僕の高校時代から仲の良かった同級生の実家です。
昨年の4月、“ご両親が亡くなられ空家となった実家の売却を検討している”
との相談を受け、とりあえず実家周辺の売却相場をお伝えしました。
こちらの女性、結婚を期に大阪に嫁ぎ、新たに新築を建てたいとの事で
大阪の不動産会社に新築の相談をされていたこともあり、実家の売却も
その不動産会社を通じて売却をされる事となりました。
何日か経った頃・・・
「売りに出す価格が決まった」との連絡が入りました。
その価格を聞いてビックリ 僕が相場を伝えた3倍の価格だったのです
同級生:売りに出す価格が決まってん! 〇〇〇〇万
僕 :その金額で売れる
家を新築後、30年以上経ってるから土地だけの価格として相場を伝えてんけど・・・
同級生:不動産屋のおじさんが、しっかりとした建物やし、これぐらいでも大丈夫やって言うねん
僕 :僕も実際に物件を見た訳じゃないし
前に伝えたのは机上の相場やから、売れるなら高いほうがいいしなぁ
それから9ヶ月経った1月中旬・・・
同級生:あれから1,000万も価格を下げたのに、まだ売れない
もぅオッサン信用ならんわ
僕 :良かったら僕に売却させてよ
このような経緯で物件をお預かりしました。
実際に現地で物件を確認させてもらうと、確かに壊すにはモッタイナイ
でも家が大きい分、買主様がリフォームをするにはお金が掛るし
リフォームをしてから一般のお客様に買ってもらった方がいいかな?と思い
住宅再生の不動産会社様に買取りを依頼しました。
物件を見られた不動産会社の店長。「すごくいいお宅ですね。買い取れるように頑張ります!」
数日経った今日・・・
「〇〇〇〇万でしたら買取りさせて頂きます。買付証明書を送りますね。」
不動産会社に買取りを依頼しますと、通常は市場相場よりかなり安いのですが
その価格は、僕のお伝えした市場価格に近いものでした
早速、同級生に電話を入れます
僕 :〇〇〇〇万やったら買い取ってくれるって
同級生:いいよ。その金額で
僕 :本当に大丈夫
同級生:うん。家を壊すことなく、また誰かが買って住んでくれはるのんやったら・・・
実は今日、お母さんの命日やねん。
最近になってなんとなく3回忌が終わるまでは売れないのかな?と思ってて・・・
僕 :こんな偶然あるねんなぁ。。 偶然なんかな
それを聞いたとき、涙がでそうなくらい嬉しかったです
この事を買取り会社の店長にお伝えすると、「そぉなんですか。良かったです。
本当に良かったです。僕も嬉しいです。すぐに担当にも伝えます」とのお返事。
同級生のご両親様。本当にありがとうございます。
一旦は不動産会社に買い取って頂きますが、リフォームを施し
また末永く、末永く住んで頂ける買主様をお探しさせて頂きますね。
素敵なご縁をありがとうございます
※買付証明書
買主様が物件購入の意思を示された時、購入金額・融資の有無等、購入条件を書面にして
売主様に提出する契約前の書面。