日銀 黒田総裁 物価高は「年末にかけて上昇率を高める可能性が高い」

日銀の黒田総裁衆議院の予算委員会で、現在の物価高や今後の推移について、「エネルギーや
食料品、耐久財などの価格上昇により、本年末にかけて上昇率を高める可能性が高い」と述べま
した。 理由については「主として国際商品市況や為替円安の影響によって輸入品価格が上昇して
いることが影響している」としたうえで、「年明け以降は海外からのコストプッシュ要因の押し
上げ企業が減衰することで、物価上昇率のプラス幅は縮小していくため、来年度以降の消費者物
価は2%を下回る水準まで低下していくと予想している」との認識を明らかにしまし た。
                                 「TBS NEWS DIG」